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【海賊とよばれた男】最後の結末は?あらすじから見る感動シーンは?

今回は、小説『海賊とよばれた男』を読んで、印象に残った場面や感動シーンを自分なりにまとめてみました。

最後の結末は、映画ではどんな風に締めくくられるんでしょうね?

小説のネタバレを含めて映画の最後も予想してみました!

 

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小説『海賊とよばれた男』あらすじから見る感動シーンは?

 

 

百田尚樹さんの小説『海賊とよばれた男』を読んで、感動した人もたくさんいらっしゃるんじゃないでしょうか?

私もそのうちの1人ですが、でも感動シーンは人それぞれですよね。

 

では、その感動シーンを上巻と下巻に分けて紹介してみたいと思います。

 

小説『海賊とよばれた男』上巻の感動シーンは?

 

◎ タンク底の残油をすくう作業の場面

タンクから油まみれで、顔を真っ黒にして出てきた店員に対して、国岡鐡造が

『君は誰だったかな?』と問いかけると、

『重森ともうします。』と答え、

『ルソン島での戦闘の時に比べたら、タンクの底に潜るなんてなんでもありません。』

『それにこうして働ける事は無上の喜びです。』

鐡造は、熱くなって思わず重森の体を抱きしめた。

『店主、服が汚れます。』

『服など洗えば済む。』

 

 

このタンク底での作業は結構長いんですけど、国岡鐡造という人の、人柄が解るシーンだと感じました。

 

◎ 国岡鐡造が日田重太郎に『三年間頑張ったけど、店をたたむ』と言いにいく場面

日田は海を見ながらつぶやく様に言った。

『三年であかんかったら五年やってみいや。』

『五年であかんかったら十年やってみいや。わしはまだ、神戸に家がある。あれを売ったら七千円位の金は出来る。』

『なぁ、とことんやってみようや。わしも精一杯応援する。それでもどうしてもあかなんだら・・・・』

日田は優しい声で、しかし力強く言った。

『一緒に物乞いをやろうや。』

鐡造の目から涙がこぼれ落ち、止めようとしても止められなかった。

 

◎ それからも国岡鐡造は、国岡商店の資金繰りが上手くいかず、高利貸しに頼ろうとする場面

『あかん!』

日田重太郎は、怒鳴りつける様に言った。

『高利の金を借りる様な事をしたら絶対あかん。あいつらはヒルみたいな奴らや。』

『けど、日田さん。国岡商店はこのままだと潰れるんです。』

日田が親戚中から『国岡と縁を切れ!』と責められても頑として聞き入れず、『国岡となら物乞いをしてもかまわん!』と親戚にまで啖呵を切った事を鐡造は、人づてに聞いていた。

『国岡や』

日田は静かに言った。

『わしは前にも言うたやろ。お前が何もかも失ったら、わしも一緒に物乞いをする、と。』

その瞬間、鐡造は雷に打たれた様な気がした。

 

 

これも、とことん他人を信じきれる人が実在したんだ。という驚きと、現代にこんな人いるのかな?なんて考えましたね。

 

小説『海賊とよばれた男』下巻の感動シーンは?

 

◎ 石油配給の為の会議が開かれ、20代の『人見孝(ひとみ たかし)』石油課長が、外油の代表や石油統括部の重役相手にまっとうな意見を言う場面。

国岡商店に不利な状況にさせる意見ばかりの中、

『どうやら同業者たちから徹底的に嫌われる星のもとに生まれたんだね。』

『どうします、店主。手を打ちます?』

『心配する事はない。』鐡造は平然と言った。

そして、『人見孝という石油課長は若いのに骨のある男だな。』と言った。

『例え、九十九人の馬鹿がいても正義を貫く男が一人いれば、決して間違った世の中にはならい。そういう男がひとりもいなくなったときこそ、日本は終わる。』

 

 

この言葉は、国岡鐡造本人にも当てはまるなぁと思いました。

 

◎ 日章丸をイランに派遣する事を決めた国岡鐡造と、側近の東雲(しののめ)との会話の場面。

『六十七歳で乞食になるとは思わなかったよ。』と笑いながら言った。

しかし、東雲は真面目な顔で『その時は、お供します。』と答えた。

鐡造は、東雲が本気で言っているのが解った。

 

 

この場面でも、国岡鐡造が社員や幹部からも慕われている事が解ります。

 

◎ 国岡鐡造が社長を退き、会長となって完成したタンカー『国岡丸』の竣工記念パーティーが終わったある日、武知と国岡鐡造の会話場面。

『今日でお別れです。』

武知は店主室で別れを告げた。

『武知、いつでも辞表は撤回出来るぞ。』

『店主、私はもう七十一歳ですよ。本来ならとっくに隠居している歳です。』

『武知もそんな歳になったのか。』そして、鐡造は言った。

『お前ほどの男はいなかった。』

武知は喜びで全身が震えた。

鐡造は、今一度武知の手を強く握った。

武知はその手を握り返しながら思った。

この知略と勇気に満ちた偉大なる将に使える事ができた自分は、最高に幸せな兵士であった。

 

 

海賊とよばれた男』には、こういった内容のシーンが多くあるんですが、国岡鐡造が社員を本当に家族の様に接していた事やお互いの信頼を感じますし、実際、こんな社長がいる会社っていくつあるんだろう?と思ってしまいます。

 

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小説『海賊とよばれた男』最後の結末は?

 

小説『海賊とよばれた男』最期の結局は

 

そんな感動の小説、『海賊とよばれた男』ですが、小説の最後は、国岡鐡造が亡くなる。という場面が最後となります。

 

でも、国岡鐡造が亡くなるシーンはとても短いんです。

国岡鐡造は腸閉塞で倒れるのですが、高齢の為手術が出来ません。

 

そして翌朝には容態が急変し、突然亡くなります。

その亡くなった床の間に飾られていたのが、前妻のユキとの思い出の掛け軸『双鶴画賛賞』が掛けられていました。

 

といった感じで、前妻との思い出や、大切にしていた気持ち等を表現して終わるんですよね。

 

私が感じたのは、国岡鐡造の心の中にある『初恋の人』的な存在が、前妻の『ユキ』だったんでは?といった事を感じました。

ユキと別れてから再婚した、『多津子』との間には子供が授かったし、多津子もユキと同じく、苦しい時期にも国岡鐡造を支えたという印象ですが、なんとなく国岡鐡造の心の中にはユキの存在が大きく残っていたんだろうなぁと小説を読んで、感じました。

 

恋愛小説じゃないし、そういったやり取りはすごく少ないんですが、私は夫婦間の気持ちなんかも気になったりしましたね~。

 

映画で、『ユキ』の役を綾瀬はるかさんが演じますが『多津子』役は誰なんでしょう?

また、映画が始まってから解るんでしょうけど、映画公開前も前妻のユキが重要視されているみたいだし、やはりユキの存在は国岡鐡造と国岡商店にとって大きかったんだろうなぁと思います。

 

小説では、上巻の後半でユキと別れるんですが、それからの物語の方が長いですからね。

 

子供が出来ないから離婚するのかぁ・・・・

他に不満は全く無いのに、子供という理由だけ。。。

 

そう考えると、子供って・・・・・いや、子孫って大切なんだなぁとつくづく思いました。

海賊とよばれた男』の最後を締めくくるのは、ユキとの思い出を想像させられるシーンで終わりますが、国岡商店の方は、日章丸をイランのアバタンへ向かわせるという大きな出来事が終わってからも、いくつかの困難が降りかかっていました。

 

でも、結局はアメリカに助けられたりと、その困難を乗り切り、国岡鐡造は安心して社長から身を引くことが出来るのです。

そして、社長には国岡鐡造の弟、国岡正明が就任し、恩人だった日野重太郎氏が亡くなり・・・と続き、国岡鐡造の最期を迎える事となります。

 

映画では、ユキとの思い出のシーンは入れるのかな・・?

黒木華さんが最期に国岡鐡造と会うシーンがある様なので、小説と同じくユキとの思い出を感じながら終わるのかな?と思ったりします。

 

たくさんの困難を乗り越えていく様も、もちろん感動しますが、登場人物達が素晴らしいんですよね。

人との繋がりという部分にも感動するお話ですから映画も楽しみだなぁと思います!

 

あらすじは、こちらの記事をどうぞ ↓

小説【海賊とよばれた男】上巻のあらすじ(ネタバレ)!

小説【海賊とよばれた男】下巻のあらすじ(ネタバレ)!

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